私たちがお客様の不動産売却サポートをさせていただく際に、常に持ち続ける７つの信念。それは私たちの行動指針であると同時に、売却をご依頼下さったお客様へのお約束でもあります。
テクニックだけでなく、感情的側面も含め「より良い条件で不動産の売却を実現をさせるためには何をするべきか？」
私たちは常にこの意識を持ってサポートさせて頂いております。
売主様の立場を徹底します
まるで自分の不動産を売却するかのような気持ちになり切ること
私たちは売主様の立場にだけに立ってサポートおこなっています。ですが、ただ単に「売主側に立って取引を成立させるサポートおこなう」だけに留まりません。売主様の利益を第一に考え、納得し満足して頂けるようサポートをおこなうことを念頭に置いています。
とは言っても「言うは易く行うは難し」です。なぜなら人間は「自分事」と「他人事」では視点や思考が変わってしまう生き物だからです。ですから他人事から自分事になれるよう「まるで自分の不動産を売却するかのような気持ちになり切ること」に徹底しています。
売却依頼を受けた不動産は自分が好きになり欲しくなるまで調べ尽くすこと
売却のご依頼を受けた不動産を好きになる。これは売却依頼を預かる側として当然のことです。しかし、多くの不動産業界人は不動産をモノとして扱い、飯の種としてしか扱っていないような態度をとる人が多いように感じます。とても残念なことです。
いくら販売力や実績、広告力をアピールしたところで、売却する不動産に誰よりも関心を持ち、好きにならなければ高く売ることはできないでしょう。
というのも、まず相手に情熱が伝わらないからです。そして「どこが好きになったのか？」「どういうポイントで欲しくなったのか？」それらを自分の感覚で知ることができなければアピールポイントを伝えることもできないからです。
ですから私たちは「売却依頼を受けた不動産は自分が好きになり欲しくなるまで調べ尽くす」ということを追求しています。
売主様の利益を最優先します
この業界の悪しき慣習に従わないこと
会社を運営している限り、売上を上げて利益を追求しなければなりません。しかしこの業界の大きな問題点は、売主様の利益を無視し、自分の都合や利益を最優先にする不動産会社や営業マンが圧倒的に多いということです。そのために手段を選ばない人間も多数存在します。
たとえば、自分のノルマを達成させるために、物件情報を囲い込んだり、自分の成績にならないからと言って、他の不動産会社が紹介してくれた買手に売らせないよう排除したり、
買い手が現れないフリをして売主に価格を下げて成約しやすいように持って行ったり、買取り保証であえて売れないフリをして買取りに持って行き、再販して利益を抜くような行為も平然とおこなわれています。
それは会社からの売上ノルマがキツかったり、高額である不動産取引を”単なる金儲けの手段”としてしか捉えていない業界人が多く存在する証拠です。
もしそのような不動産会社や営業マンに売却を依頼すれば、巧みに売り急がされたり、もっと高く売却できたであろう不動産もそのチャンスを失います。
売主様の利益を守る環境づくりをすること
一方、当社では売上ノルマや歩合給制度は一切設定していません。ノルマを課せばそれが目的になり、歩合給にすれば利己的になり手段を選ばなくなります。私たちの目的は「売却をご依頼して下さった売主様の利益を優先すること」です。
それより、そもそもお客様の利益を無視するような”利己的で意識の低い人間”は在籍させておりません。また、駅前の高額な賃料の支払いや、無駄な経費や人件費を浪費することなく、運営コストを削減し、また経営の安定化を徹底しております。
ですから営業マンの歩合給のためや、無駄な会社の運営コストのためだけに、あなたの不動産を１日でも早く売り急がせることはありません。意図的に価格を下げさせて売りやすいように持って行く必要もありません。
手数料を稼ぎのために手段を選ばずのやり方も必要ありません。可能な限りあなたの不動産をより良い条件で売却することができるよう、環境整備をおこなっています。
最大の敬意を払います
売主様に敬意を払うこと
ご依頼者様に敬意を払う。こんな当たり前のことができない人が多いのがこの業界の特徴です。知識がないと思って自分の都合の良い方向に持っていったり、人によって態度を変えたり。
「そんな金額じゃ売れませんよ」「値引きに応じなければ話はなかったことにします」そのようなお客様を軽蔑し威圧するような営業マンが存在するのも事実です。
しかし売主様あっての不動産売却です。「売主様がどんなお気持ちで不動産を売却されるのか？」少しでも考えれば、そのような言動は出ないはず。
ご依頼者様がどんな方でどんな状況であっても、私たちを選んでくれた、私たちに委ねてくれた、そのご縁と感謝の気持ちを忘れずに売主様のご状況をしっかりとヒアリングしたうえでサポートして参ります。
不動産にも敬意を払うこと
この業界は、不動産をモノとして扱い、利益を稼ぐ道具としてしか扱っていないような態度をとる人間が多すぎます。とても残念なことです。金額の大小や、物件の内容であからさまに態度を変えたり、空き家だからと言って土足で上がり込むような営業マンも存在します。
私たちは不動産が大好きです。ですから不動産に対しても最大の敬意を払いたい。これは私たちが「不動産はモノではない」という考えから来ています。なぜなら人間にはそれぞれ個性や魅力があるように、不動産においてもその不動産なりの個性や魅力があるからです。
本来、不動産は”おめでたいもの”と捉えています。建物を建てるとき、引っ越しをするとき、必ずと言っていいほど「おめでとうございます」と言いますよね？不動産は縁起物なのです。
どんな売却事情があるにせよ、不動産には人々のご縁を繋ぎ、幸せにする力があると信じています。
そんな縁起物を橋渡しする仕事を私たちは承っているわけです。だからこそ不動産にも敬意を払う必要があると思っています。神棚を粗略に扱わないように、どんな不動産であっても粗略にしてはいけないのです。
売るのこだわりを追求します
より高く、早く、安全な売却を追求すること
私たちは、売却依頼を受けた不動産を右から左に流すような売り方をする一般的な不動産会社とは異なり「不動産をより高く、できるだけ早く、そしてより安全に売却できるようサポートするためには何をすべきか？」を常に追求しています。
たとえば”より高く”売却を実現させるために、公認不動産コンサルティングマスターが、あなたの不動産の価値を見出し高める提案をおこなったり、プロモーションのプロが異業界で数々のプロモーションを成功させてきたノウハウを不動産売却に移植したりと、他の不動産会社とは一線を画す販売アプローチをおこなっています。
また、”できるだけ早く売却を実現”させるために、分野に強い不動産会社と連携し協力共同販売をおこなったり、地元や大手不動産会社の力をお借りし、集客や販売の拡大を図っています。
売れない理由を真っ先に価格のせいにしないこと
不動産の売却活動をしていると、状況によっては「なかなか引き合いが来ない」「買い手が現れない」というケースが起きることもあるでしょう。
そんな時、ほとんどの不動産営業マンが真っ先に提案することがあります。それは「価格を下げましょう」です。「価格を下げないと売れません」と断言してくる営業マンもいます。
「価格を下げましょう」と言うことは簡単です。正直誰にでも言えます。”プロでなくても”言えることです。しかし売主様の立場を考えれば、そのような発言は簡単には出てこないはずです。ある経営者のお言葉を借りれば「オプション（選択肢）が”値下げしかない”というのは、”思考停止”を宣言しているようなもの」です。
「価格を下げる前に他の手段は無いのか？」これらを考え抜いていくことが、私たちプロの役割りなんじゃないでしょうか？
とは言え、不動産売却は買手があってのことです。私たちは超能力者でもマジシャンでもありません。取り巻く環境・状況によっては価格を下げざるを得ないケースも出てきます。
もし最終的に価格にメスを入れるときは、売主様にしっかりとご説明し、納得して頂いたうえでおこないます。
サポート数を限定しご依頼者の不動産売却に専念すること
不動産仲介会社や営業マンの目的は「１件でも多く取引を成立させること」です。ですから担当１人あたりが抱えているお客様数は多く、特に大手不動産会社となれば相当数に及びます。
しかし時間には限りがあります。お客様数を抱えれば抱えるほど、お客様一人ひとりに対する時間をかけることができず、対応が雑になるのは火を見るよりも明らかです。事実、売却依頼後はビジネスライクな対応されたという話しもよく耳にします。
一方、当社では売却サポート数に上限を設定しております。これ以上売却依頼をお受けすると、当社に依頼して下さったお客様を徹底サポートすることができなくなり、ご迷惑をおかけすることになります。
私たちは大切な資産をお預かりする身です。お客様の期待を裏切らないよう、私たちの力をフルに発揮し、誠心誠意サポートしていく必要があるからです。
報告や連絡は小まめに行います
スパンが長いからこそ密に連携すること
不動産は生活用品とは異なり、すぐに買い手が現れるものではありません。場合によっては売却に相当期間要する場合もあります。
また、不動産は高額なため「本当に売れるのか？」「ちゃんと活動してくれているのか？」という不安もつきまとうでしょう。
中には、報告や連絡を怠ったり、売れない、売りにくいからといって売却活動をほったらかしにする営業マンが存在するのも事実です。
当社では、売主様のそのような不安を少しでも払拭するための報告や連絡を常に心がけています。
たとえば売却活動で、どのようなアクションをおこなっているのか、どのようなアプローチをおこない、どのような結果が出たのか、また、売主様からの不安に対しても真摯に対応し、丁寧な説明を心がけております。
当社と売主様とで二人三脚でゴールを目指すべく、密な連携体制をとって参ります。
配慮や気配りの徹底します
担当が直接お伺いすること
不動産の売却の相談をするために、わざわざ不動産会社を訪問するのは抵抗があるかと思います。ましてや不動産会社の店舗というのは案外目立つものです。入店するところを誰かに見られたくないという方も少なからずおられます。
そもそも当社は店舗を構えていません。購入希望者のためのサービスではありませんし、売主様にご来店して頂いても不動産の査定はできません。ですから当社では、お客様のところへ直接お伺いさせて頂く方法を原則としております。
もちろん、お伺い、訪問させて頂く際は、清潔感のある服装を心掛けてお伺いさせて頂きます。もし、清潔感の無い身なりで家の中に入り込まれたら…私なら絶対に嫌ですから。
近隣から悟られないよう最大限の配慮をすること
人間の勘は鋭いものです。スーツ姿で訪問したり土地や建物を見回している姿は、ご近所からすれば異様な光景に映ります。
特に不動産営業マンというのは「それらしい」格好や雰囲気を醸し出しているのですぐに勘づかれるものです。
そうなれば「あそこ、売るんじゃないか？」そのような噂はすぐに近所に知れ渡り、「お金に困っている」とか「離婚するんじゃないか」とか、まるで伝言ゲームのように根も葉もない噂となって広がっていきます。
当社はそのようなことをできる限り防ぐため、原則スーツ姿での訪問はしておりません（売主様の状況によっては、あえてスーツ姿で訪問する場合もあります）。なるべくカジュアルな服装で、ご近所様は悟られないよう配慮をおこなっております。
秘密は絶対に厳守すること
近年はかなり減りましたが、時として売却の依頼もしていないのに売物件情報として出回ることがあります。特に需要が高い不動産や値が張る不動産に対しては、情報に尾ひれ羽ひれが付いて「売物件」として業者間で扱われることも少なくありません。
「売却相談・査定を依頼するということは、どちらにしろ売るということだ」と利己的に解釈し、直接売主様のところへしつこく訪問したり、「買いたい客がいる」と外堀を固めて売らせようとする悪質な業者も存在するのも事実です。そのような業者に情報がいけば、お客様に大変迷惑をお掛けすることになります。
ですから当社ではそのような事態が起きないよう、ご相談頂いた内容については厳格に取り扱いしております。
また、測量や診断等、専門調査等が必要で、外部にお客様に関する情報の提供をおこなう場合は、お客様の同意のうえでおこなっております。
長いお付き合いを目指します
契約がゴールではないこと
売ったら終わり。そんな営業マンはどの業界にも多いです。特にこの業界は１度きりの取引が多いせいか、契約前と契約後の態度や対応がコロっと変わってしまう営業マンが数多く存在します。
また、不動産業界は人の入れ替わりが激しいため、「○○は退職しました」「○○は転勤しました」など、取引後の疑問点やトラブルに見舞われた際の対応で困ることが少なくありません。
「売ったら終わり」私たちはそのようなことは思っていませんし、そうしたくもありません。むしろそれからが始まりだと思っています。
なぜなら「長いお付き合いを目指す」その気持ちでサポートをおこなわないと、契約することだけが目的となってしまい、自分本位のサポートになってしまうからです。
もちろん、サポート後も長くお付き合いさせて頂いているお客様も実際におられます。中には不動産の売却のサポートさせて頂いてから、10年以上もお付き合いしているお客様もおられますし、何年か経って他のお客様をご紹介して下さる方もおられます。